こんにちは。
ジェンダー・バランスナビゲーターの秋山友子です。
今日は、ビジネスの世界での男性性と女性性について、お伝えしたいと思います。
ひと昔前は、妻が専業主婦だったりすると、
「誰のおかげで飯を食えてると思ってるんだ!」
なんて夫が言うのを聞いたものですが、今の時代にこれを言ったらどうでしょうか?
これは、男性性に偏った価値観からくる言葉です。
時代が変化して、女性性の価値が尊重されるようになってきたので、違和感を感じる方が多いんじゃないかと思います。
家事をしてくれる人がいるから、外で思いっきり仕事ができる。
稼いでくれる人がいるから、家のことに専念できる。
どちらかがえらいのでもなく、どちらかが価値があるのでもなく、どちらも必要な存在です。
でも、ビジネスの世界となるとどうでしょうか?
起業家はすごくて、サラリーマンは平凡。
営業職は認められるけど、事務職は評価されない。
まだまだそんな価値観がないでしょうか?
これは、
「誰のおかげで飯を食えてると思ってるんだ!」
と同じ価値観です。
起業家ばかりだったら、今の社会は成り立つでしょうか?
営業職だけで会社がまわるでしょうか?
それぞれが必要で大切な仕事なのです。
これからは、男性性に偏ったビジネスでは、だんだんと苦しくなっていく時代です。
職場のチームに会社のシステムに、女性性を取り入れていくことが、とても大切になってきます。
ただただ拡大していくことや、効率化や業績UPだけを目指すのではなく、
それぞれが認められ尊重される。
お互いに協力し助け合う。
メンバーが幸せである。
そんなことがビジネスでも必要になってきます。
女性がビジネスで活躍するようになってきて、
その流れはより加速していくでしょう。
あなたの職場やチームはどうですか?
もし今は男性性に偏っているなと感じても、まずは身近なところから変えていくことができます。
そのためにはまず、あなた自身が女性性を開いていくことです。
女性性の価値が認められるようになるには、時間がかかります。
でも、家庭の価値観が変わってきたように、幸せなビジネスも実現していけるのです。
この記事を読まれているということは、あなたがそのリーダーなのかもしれません。
あなたも周りも笑顔で幸せでいられる、そんな職場が実現しますように。。。
秋山友子
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