上司とのトラブルへの処方箋

上司とのトラブルへの処方箋

 

こんにちは。
ジェンダー・バランス・ナビゲーターの秋山友子です。

1日の大半を占めている仕事の時間。

その時間が楽しかったり、やりがいを感じられていたら、人生の充実度は上がりますよね。

今日は、そこに大きく影響するものについてお伝えします。

私たちは、「自分がやりたい仕事ができていれば幸せなんじゃないか」と思ったりします。

もちろんそれも要素のひとつとしてありますが、実はそれ以上に大切なものがあるのです。

それは、職場での人間関係です。

どんなに好きな仕事だったとしても、上司や同僚や部下との関係が良くないと、仕事のストレスはかなり高くなるのです。

実際に私自身も、同じ職場でやる仕事も変わっていないのに、メンバーが変わったことでとても大変に感じたことがありました。

逆に、どんなに大変な仕事でも、人間関係がいいと、前向きに乗り越えられたりもするのです。

そんな職場の人間関係を見ていく時に、よく話題に出やすいのが上司とのトラブルですね。

そこには、実は私たちの身近な人物との関係が影響しています。

それは、親との関係です。

心理学の言葉で「転移」というものがあります。

過去に重要な誰かとの間で生じた感情や態度を、現在の別の人に対して向ける非現実的な態度のことです。

上司は、私たちにとって目上の人、大きな影響力を持つ人、権威がある人です。

なので、同じような存在である親との関係が転移されやすいのです。

上司とのトラブルを見ていくと、親に対して葛藤、欲求、感情などを感じていたのと似たような体験をしていることが多いのです。

例えば、

上司(親)の機嫌を損ねていないか、いつも顔色をうかがってしまう。
大きな声で注意されると、萎縮してしまう。
もっと面倒を見てくれたらいいのに!と思う。
後輩(弟妹)ばかりかわいがっていて、不公平に感じる。
上司(親)のいうことを聞くもんか!と反抗的になる。

などなど。

あなたにも心当たりがありませんか?

転職や人事異動で人が変わったのに、

同じような上司に悩まされる
ある上司との関係が辛すぎる

という場合は、ほぼこの転移が起こっているといえるでしょう。

なので、上司とのトラブルを改善するためには、親との関係を癒すことが役に立ちます。

この時に大切なのが、女性性です。

「上司と親は別の人だ」とで理解することももちろん必要なのですが、それだけでは、潜在意識からの反応はなかなか変わりません。

昔の自分が親との間で感じていたことに共感してあげる。
親も完璧ではないひとりの人間なんだということを受け入れる。

そうやって、過去の体験を癒していくことで、自動的に過剰反応してしまうことも減って、適切な対処ができるようになり、関係をよくしていくことができるのです。

上司以外にも、教師や講師やセラピストなどに対しても、同じようなことが起きがちです。

そしてこれは、誰でも自然に起こることです。

それに気づいたら、そんな自分を責めるのではなく、その自分を受け入れることが大切です。

過去の自分は、受け入れ共感してもらえることで、そこから自由になることができます。

なので、上司とのトラブルで悩んで、職場を変えようか異動しようかと迷う時は、まずあなたの転移をみてみてください。

そして、過去から自由になった時、その先の道は自然と見えてくるでしょう。

 

秋山友子

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